ユニケア勉強会「介護保険について」

2023年6月9日

こんにちは。東京都江戸川区のユニケア訪問看護リハビリステーションです。

先日、ユニケア講師でお馴染みの今井から「医療保険と介護保険」についての勉強会が行われました!

訪問看護に携わる医療従事者として知っておくべき基礎項目から、新規契約の際に使用する契約書への結び付けまで、とてもわかりやすく楽しい研修となりましたのでそちらの内容を少しご紹介させていただきます。

今回は第1回「介護保険について」のお届けです!

介護保険についての基本知識

まずは介護保険の対象者・受給条件・どのように保険料が徴収されるのかという基本的な知識の説明が行われます。

申請方法についても介護保険課(福祉課など)が担当窓口になるのですが、江戸川区では「熟年相談室(地域包括支援センター)」がその役割を担っています。

要介護(要支援)認定についても、認定調査を経て一次判定・主治医意見書を通して二次判定へ進み、要介護1~5・要支援1~2の7区分に認定されそれぞれ認定された人が介護保険のサービスを利用できます。

医療保険・介護保険ともにそれぞれの認定区分によってひと月に利用できる「上限単位」というものがあります。なぜ「円」ではなく「単位」という基準が使われているのかご存じでしょうか?

それは訪問看護費とは別に緊急時加算などの「加算」システムが加わり、そこに地域区ごとに1単位の単価が異なる「地域単価」と呼ばれる単価が掛け合わされて計算されるためです。

具体的には、江戸川区は1単位11.4円と設定されていますが、人口の少ない地域などの僻地ではその単価が低くなり、地域によって地域単価が異なるようにつくられています。

そのため、「上限単位」は「円」ではなく「単位」として設定されており、地域によって異なる市町村が定めた「地域単価」に基づいて計算されるシステムとなっているわけです。

(訪問看護費+加算)×地域単価はかき氷をイメージするとわかりやすい!?

今井の勉強会はとてもわかりやすく、基本的な知識がない人でも理解できるよう構成してくれています。

例えば、(訪問看護費+加算)×地域単価はかき氷をイメージするとわかりやすいそうで、訪問看護費というかき氷でいうとベースとなる「氷」に、長時間訪問看護加算・緊急時加算・ターミナルケア加算などの諸加算を組み合わせるイメージで考えると理解しやすいといいます。

そこに、先ほど説明させていただいた地域単価にあたる、そのかき氷をどこで食べるのか(購入するのか)という部分が掛け合わされます。

都会で食べるかき氷と僻地で食べるかき氷とでは物価の違いなどから価格が変わることは皆さんご存じかと思いますが、地域単価も同様に地域によって1単位あたりの金額が変わることがぴったり当てはまっていますよね。

このようにただ決められたものを覚えるのではなく、身近な理解しやすいものに当てはめて覚えていくことが、より理解度を深めるためにとても効率的であり、ユニケアの勉強会でもこのような方法がよく用いられていることがあります。

たた勉強会をするのではなく、理解してもらい興味を持ってもらう。

そしてスタッフが十分に制度や仕組みについて理解を深めた状態で安心して利用者様のケアや説明にあたってもらえるような環境作りをする。

ユニケアではとても大切にしていることであり、そのために定期的な勉強会を開催してスタッフの医療従事者としての生涯学習を継続的に支援しています!

次回は「医療保険と介護保険の見極め方・契約書の理解」についてお届けさせていただきますのでぜひそちらもご覧ください!

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また次回の更新をお楽しみに♪