ユニケア勉強会「医療保険と契約書の説明」

2023年6月16日

こんにちは。東京都江戸川区のユニケア訪問看護リハビリステーションです。

先日、ユニケア講師でお馴染みの今井から「医療保険と介護保険の見極め方・契約書の理解」についての勉強会が行われました!

訪問看護に携わる医療従事者として知っておくべき基礎項目から、新規契約の際に使用する契約書への結び付けまで、とてもわかりやすく楽しい研修となりましたのでそちらの内容を少しご紹介させていただきます。

今回は第2回「医療保険と介護保険の見極め方・契約書の理解」のお届けです!

医療保険についての基本知識

医療保険には「健康保険」「国民健康保険」「後期高齢者医療保険」の3種類があり、それぞれ加入条件があります。

「健康保険」は社保と呼ばれる会社員とその家族が加入する医療保険、「国民健康保険」は自営業・フリーランス・無職の人が加入する医療保険、「後期高齢者医療保険」は75歳以上の人が介入もしくは特例として障害認定を受けた65~74歳の人が加入する医療保険を指します。

日本の健康保険は国民皆保険制度であり、国民全員がどれかの健康保険に加入し、老若男女問わず日本の医療を支え合うことでどんな状況にある人であっても安定した医療が受けられる仕組みとなっています。

また、限度額認定制度も存在しており、限度額適用認定証の提示により支払い額が自己負担上限額に収めることができる制度が1か月単位で適応され、急な手術や入院であっても何十万円、何百万円といった多額の出費をせずとも治療や薬剤処方を受けられることも大きな特徴のひとつといえます。

訪問看護における医療保険制度はラーメン屋さんをイメージするとわかりやすい!?

訪問看護における医療保険には「訪問看護基本療養費」もしくは「精神科訪問看護基本療養費」に加え、安全な訪問看護の提供体制が整備されている訪問看護ステーションで算定できる「訪問看護管理療養費」が合わさることでベースの算定がされ、それはラーメン屋さんでいうメインのラーメン+チャーハンセットのようなものをイメージするとわかりやすいといいます。

そこに、サイドメニューとなる餃子やドリンクなどの長時間訪問看護加算・緊急時加算・ターミナルケア加算などの諸加算を組み合わせることで算定される仕組みです。

医療保険?介護保険?保険の見極め方って?

医療保険と介護保険では、その利用者様の状態や背景によって適応する保険の条件が変わります。

また、それぞれ医師が発行する6か月期限の「介護予防訪問看護・訪問看護指示書」が必須となっており、医療保険ではそれに加えて「特別訪問看護指示書」という有効期限が2週間単位の指示書が発行されることもあります。

介護保険で訪問していた利用者様であっても、急な状態変化によって「特別訪問看護指示書」が発行されて医療保険が適応された状態で訪問されることもあるため、利用者様には各々の制度の説明ができるようスタッフはしっかりとそれぞれの違いについて理解しておく必要があります。

ユニケアの契約書と照らし合わせて理解をしていく

ユニケアでも、新しい利用者様とご契約させていただく際には正規の契約書を元にスタッフが利用者様とそのご家族にご説明させていただき、契約締結をさせていただきます。

今回の記事の中では契約書の内容の詳細なご説明はしませんが、勉強会では契約書に記載のある内容と第1回・第2回の勉強会の内容を照らし合わせながら、より理解を深めた状態で契約締結できるような説明がありました。

全てのスタッフが新規の利用者様と関わることができるよう、また不安なく自信をもってもらえるよう日々様々な勉強会を実施しています!

こんな私たちと一緒に、ぜひ訪問看護をやってみませんか?

江戸川区で訪問看護がやりたい方、ぜひぜひご連絡ください!

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また次回の更新をお楽しみに♪