訪問看護における症例カンファレンスを行いました!

2023年11月17日

こんにちは。東京都江戸川区のユニケア訪問看護リハビリステーションです。

先日、ユニケア葛西内で利用者様の症例カンファレンスを行いました!

今回は下記の勉強会を受けてのカンファレンスになります。

勉強会の感想

理学療法士
理学療法士

褥瘡リスクを改めて再確認でき、介助量の多い方や褥瘡の方が多いのでケア時にズレや摩擦を軽減できるよう、またその方法をご家族へ共有して包括的な関わりをしていきたいと思いました。また、褥瘡の状態から発生原因を探れるのかということをはじめて知りました。

看護師
看護師

日々のケアの中で注意していることの再確認ができたとともに、特に褥瘡の状態から発生原因を探れるのかということをはじめて知ったため、今後の関わりに積極的に活かしていきたいと思いました。

A様に関する症例カンファレンス

レビー小体型認知症でリハビリ目的で介入させていただいているA様は、数週間前から皮膚変化が見られており、本日からエアマットを導入されたそうです。

しかし、看護師の介入は月に1回で今回の褥瘡に関しては週1回往診医が介入してくれるようになりました。

ご本人は自力体位変換ができずご家族もマンパワーが足りない状態であるため、可能な限りご家族に協力を得て清潔ケアと共に褥瘡処置を依頼し、難しそうであればヘルパーさんにも協力を得ていく必要があるとアセスメントしました。

あわせて皮膚の状態やご本人の様子に適切な処置方法を看護スタッフの助言を得たリハビリスタッフからも提案し、「リハビリ職だから言いづらい」という環境を避けていきましょうという方向性となりました。

B様に関する症例カンファレンス

両臀部両坐骨部に表皮剥離、左踵部褥瘡処置の介入中であるB様は、状態悪化してはいないが新しいことを取り入れるのが難しい環境であるといいます。

最近クッション設置を導入できるようになったそうですが、踵部の除圧が上手くできていないことがあるため指摘ではなく提案のような形で協力依頼し助言をしていく方法を行っていこうと目線合わせができました。

カンファレンスでは、実際の利用者様の褥瘡写真を見ながら話しが展開されていきました。

看護師介入時には勉強会で学んだ褥瘡予防方法の活用や、悪化時を考慮にいれた皮膚皮膜剤・皮膚保護剤・剥離剤・外用薬・創傷被覆材の適切な使用を推奨していきたいですね。


ユニケアでは日々このような症例カンファレンスを行っているのですが、今回は順天堂大学医学部附属練馬病院の神川裕代先生に非常に有用なケア方法や予防方法について教えていただいた後ですので、より具体的な内容や方針まで深く話し合いが行えたのではないかと感じています。

これからも、利用者様によりよい関わりができるようにスタッフ一同尽力していきます。

本当に貴重なご講義をしていただき、ありがとうございました!

ユニケアでは今後、順天堂大学医学部附属練馬病院の先生方に月1回ご講義いただけることとなっております。

これからもぜひユニケア活動報告記事をチェックしていただけますと嬉しいです!


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