畑を作ることの意味~作業療法士として~

こんにちは!作業療法士の平川です(^_^)

ユニケアの畑では野菜を育てています。

5月上旬に苗を植えて、日に日にすくすく成長してくれています。

そして本日、早速ピーマンを収穫いたしました!

 ユニケア訪問看護リハビリステーション葛西

ユニケア訪問看護リハビリステーション葛西

 

もっと時間がかかるかと思っていましたが、ピーマンってこんなに早く成長するんですね。

持ってみたらずっしり重みがあって、切ってみたら肉厚でとても立派でした。

本日の昼食にみんなでおいしくいただきました。

ピーマンとツナを和えた「無限ピーマン」という名のお料理です。美味しかったー!

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ピーマンは本日3つ収穫しましたが、まだ小さい実が4つほど成っていて、こちらももう少しで収穫できそうなので、また近いうちにピーマンが食べられそうです!

 

ピーマンの他にも、枝豆とキュウリも元気に育ってくれています。

枝豆もしっかり実が形になって、これからどんどん増えていきそうです。

きゅうりはツルがどんどん伸びてきて、まだ小さいですが実もつきました。実の先に黄色いお花を付けていてかわいいです。

枝豆とキュウリなんてこれからの季節にぴったりですね!収穫が楽しみですー!!

それから最近、とうもろこしと大葉とニラが仲間入りしました。

ニラは横一列でぐんぐん成長中です。大場ももう食べられそうなので必要な時に収穫して料理に添えたりして使えそうです。

 

ユニケア訪問看護リハビリステーション葛西

 

先週あさがおも植えましたがまだ芽は出ていなくて、こちらも待ち遠しいですね。

 

ユニケアで畑を作ること、これにはある想いがあります。

人には、みんなそれぞれ「大事な作業」ってあると思います。作業療法の目指すところは、その人の「大事な作業」ができるようになって、その人らしく生活してもらえることです。

例えば農家の方だったら、畑仕事が大事な作業と感じる方が多いと思います。以前の職場でデイケアに通っている利用者さんで農家の方がいて、自宅で農作業をしているとお話しされていました。

デイケアでは椅子に座っている時間が長くてほとんど動かない方が、家に帰ったら畑で草むしりをしたり脚立に乗って木を切ったりしているんです、すごいですよね。

農作業と言葉で聞くのは簡単ですが、実際にどんな作業を行っているのか、どんな工程が必要なのか、どんなことに気を付けて、どんな姿勢でどんな道具を使っているのか、まだよくわかっていない部分が多いなと感じていました。

実際に自分たちで体験してみることで、気づくことが色々あって、それが誰かの「大事な作業」を手助けすることに繋がったらいいなと思っています。

また、地域の方がユニケアに遊びに来てくれた時に、畑を見て皆さんと畑の成長を共有できたり、ここはもっとこうしたらいいとアドバイスをいただけたりと、皆で育てていく畑になったら嬉しいなと思います。

そんな想いがあってユニケアでは畑を作っています(*^_^*)

 

 

最近はだいぶ暑くなってきましたね。訪問では自転車か原付バイクで移動しているので、職員一同熱中症と日焼けには気を付けています。

皆様も熱中症にはお気をつけてお過ごしください!