2019年7月12日
葛西地域の医療・介護・保健福祉などの専門職の方々と「対人援助職として大切にしていること」ということをテーマに対話を行いました。
この勉強会の企画段階の時「本当に人は集まるのだろうか?」と運営メンバー同士で話し合っていたことを鮮明に覚えています。
しかし、開催当日には30名前後の専門職の方が集まってくださって大盛況の勉強会となりました。
最初は参加者同士緊張している様子が伺えましたが、ワールドカフェ(グループワーク)が始まると「待ってました」とばかりにそれぞれの「大切にしていること」を語り始めました。
私自身もワールドカフェに混ざって色々な職種の方々と対話を重ねました。
その中で「福祉用具」の方と話したことが印象的でした。
普段、福祉用具の方と語る機会がないのでとても貴重だったのです。
福祉用具の人はマイナスにとられることが多い
ノルマがある
営業色が強い
そのようなことを福祉用具の方が自らおっしゃっていました。
しかし、福祉用具の方は「本当に人の役に立つ用具を!」という想いを持って仕事をしていると熱く語っていました。
その人の生活をより快適にするための福祉用具
家族の介護負担を軽減するための福祉用具
そんなことを考えながら福祉用具の提案や導入をしているそうです。
このような考えをもって福祉用具の方が仕事をしていると思うと本当に嬉しい限りです。
普段聞けない職種の方の考えを聞けるというのがとてもいい経験となりました。
そう言った意味でこのワールドカフェ方式はとてもいい働きかけだっと思います。
参加された方も同じように感じて下ったようで
・こういう想いを語られる場が欲しかった
・他職種の方の視点や考えが聞けて良かった
・他職種の見方が変わりました
などたくさんのご意見を頂きました。
「次回も絶対にきます!」
そうおっしゃる方が本当に多かったです。
この関係がさらに深まってこの地域のケアの質が上がってくれることを願います。
第1回目ではありますが、地域まるっとつなぐ家として意味のある勉強会になったと思います。
次回の予定はまだ未定ですがまたこのような勉強会を開催したいと思います。
集まって下った皆さんありがとうございました。