☆彡看護師による感染症対策研修を行いました☆彡
青い空から降り注ぐ強い日差しに、真っ白な入道雲。
いよいよ夏本番です。
コロナもさることながら、食中毒などからの感染を防ぎ、
健康を保つために今一度、注意が必要な時期になって参りました。
7月20日(火)、ユニケアでは看護師による感染症対策の研修を行いました。
対象者は、看護師はもちろん、PT、OT、事務職など全職員です。
ウィルスや細菌などの感染症について知ると共に、その防ぎ方も学びます。
感染予防は、医療従事者としては基本の「き」の字ですが、改めて学ぶと“ああ、そうだった!”
“やっぱり大切なことだよね!”と、気持ちが引き締まります。
感染源であるウィルスや細菌の種類を学んだところで、それを防ぐ様々な薬剤や、
その使用方法(使用方法を間違えると、薬剤を使用しても、防ぐごころか感染を拡大してしまいます!!)
を学びます。
実践には、細かな知識と共に、丁寧な対応が求められるのです!
私たちは、訪問看護ステーションなので、仕事場はご利用者様のご自宅です。
ミツバチのようにご自宅からご自宅へと訪問をさせて頂きますので、
移動の度に「感染源を持ち出さない・持ち込まない」には最高位の注意を払っています。
最高位の注意・・・って?
そう、『スタンダードプリコーション』と呼ばれる「手洗い・うがい」です!
では、早速、きちんと「手洗い」ができているか検証です。
特殊な薬剤を手に刷り込み、手洗いをします。
もし洗い残しがあると、ライトを照らした時に、洗い残した所が光ります。
…あれ?光ってる?(汗)
そうなのです。
手洗いは意外と難しいのです。
親指や手の側面、指の間などや、手のしわ(溝)などは、しっかりと意識をして洗わないと
洗い残しが出てしまうのです・・・。
さあ、気を取り直して、手洗いの仕方をしっかりと学びます。
細かな所も意識し、必要な時間をかけるように心がけます。
皆、真剣そのもの。
習ったことを体と頭に叩き込んで、正しい方法でもう一度、手洗いにチャレンジします!
今度こそ…!しっかり手洗いできたでしょうか。
ライトを照らして、確認します。
・・・どうでしょうか?
光っていませんね!
正しく手洗いをすることが出来ました!
私たちは、沢山の医療を知識を持てるように日々、努力しています。
しかし、知識だけではいけません。
正しく行動すること、漏れなく実行すること、いつでも実践すること、が求められます。
今回の研修では感染症の知識を学びなおすと共に、
細かな所まで意識をし、正しい行動をすることの重要性を学びました。
ユニケアの研修は、まだまだ続きます!