2022年6月18日
こんにちは。東京都江戸川区のユニケア訪問看護リハビリステーションです。
先日、ユニケアの各事業所による全体ミーティングを行いました!
スタッフは 事前に共有されているレジュメをスマートフォンを見ながら確認し、iPadでビデオ通話を繋いでミーティングを行います。
まずは 今回の全体ミーティングの内容から、トピックスを1つご紹介させていただきます!
在総診とは、1週間ごとに「定期訪問診療」「定期訪問看護」「処置」「注射」「検査」などの料金が包括されて料金が計算・発生される診療報酬の項目のことをいいます。
週4日、定期的に医師や看護師による訪問を行います。
この時、週に4日以上訪問できなかった場合には「包括」ではなく「出来高」請求になってしまうのですが、ここである問題が発生することがあります。
それは、「GWやお盆休み、正月休みなど暦上の長期休暇の際に 訪問診療と訪問看護のスケジュールが変則的になってしまい、週に4日以上の訪問を確保できなくなることがある」ということです。
ここでポイントなのが、「週4回」ではなく「週4日」ということ。
医師による訪問診療が週2日、看護師による訪問看護が週2日の合計4日必要になるのがこの「在総診」なのですが、上記のような暦上の長期休暇がある場合に、例えば『月・木が医師による訪問診療日、水・金が看護師による訪問看護日であったスケジュール』が『木曜日が祝日であることで訪問診療が月・水に変更されており、水曜日に医師による訪問診療と看護師による訪問看護が被ってしまった(別時間帯で)』という現象が発生する場合があるのです。
この場合何が問題になるのかといいますと、『訪問診療日と訪問看護日が被ってしまったことで、利用者様の在総診の算定が週4日以下(週3日)になってしまった』ということです。つまりは、「包括」ではなく「出来高」による算定となってしまいます。
医療保険において包括払い方式の最大のメリットは、医療費を抑制できるということにあります。また、出来高払い方式では行った医療行為やサービスの分だけお金がかかってしまう仕組みになっていますので、利用者様の負担分が増えてしまうことになるのです。
このような事態を防ぐため、ユニケアでは今まで以上に訪問診療医との連携を図り、祝日が発生する場合には事前に予定の確認をし合うということを徹底していこうという結論に至りました。
提供側も、利用者様側にも、正しい算定方法で公平にサービスを行なっていくためには、事業所内だけではなく 他職種との関わりをより深めていく必要がある、と再認識したきっかけになりました。
さて、話は全体ミーティングの内容に戻ります!
前回の委員会活動①で決定した内容から、活動状況の報告を行いました。
■ 環境委員会 ■ 整備委員会 ■ 記録パトロール委員会 ■ 研修委員会 ■ 地域委員会 |
いよいよ委員会活動も本格的にスタートしました。
訪問業務と並行した作業は大変かと思いますが、みんなで楽しくやっていきましょうね!
こんな私たちと一緒に訪問看護がやりたい方、ぜひぜひご連絡ください!